¥715,000(本体価格: ¥650,000)
蒔絵の最高技法が、高蒔絵。
塗面から高く肉上げされた紋様は立体感にみちて、武骨にならず、なお精緻流麗の極み。
豪華さはいやが上にも迫力を増して、持つ手に至福のひとときを与えてくれます。
高尚で優雅、風格と華やぎにみちみちた卓抜した技法を受け継ぐ名工の完成までに数十日を要する贅を尽した逸品です。
楼閣山水
楼閣は中国では高い建物のことで、水墨画のような風景と共に古くから図柄が使われてきた。
日本では、平安朝から墨絵や蒔絵に崇高な趣きとして表現され、古典図として今に残る。
名工、大下香仙は現代に新しい感覚で加賀高蒔絵に甦らせた。
加賀蒔絵作家: 二代目 大下香仙 作