セーラー万年筆が製造した、店舗オリジナル万年筆のご紹介です。

ご好評いただいているセーラー万年筆とのコラボレーションによるオリジナル万年筆　「春を待つシマエナガ」　シリーズの第3弾、「月渡るエゾフクロウ」を2025年10月7日（火）より発売します。

第1弾のシマエナガ、第2弾のエゾモモンガ同様、北海道に棲むエゾフクロウをモチーフにデザインしました。
秋深まりゆく北海道の森。夜の帳が降りると、静寂が辺りを包み込みます。その静けさを破るように、「ホッ、ホッ」と深みのある鳴き声が響き渡ります。月明かりに照らされるその優雅な飛翔は、まるで月を渡っているようです。

蓋・胴・大先は、秋の夜空にかすかに差す月明かりのような、ほんのり紫を感じさせる白に繊細なパールを施しました。その淡く幻想的な輝きは、深まる季節の静けさと、森を包み込む冷たい夜気を思わせます。

蓋栓と尾栓には、夜の森にひっそりと佇むエゾフクロウの瞳のような、透きとおった紫を添えました。月光を映すようなその透明感が、静寂の中に潜む神秘的な存在感を演出します。
いずれの色も、秋の北海道の森が持つ自然の美しさと奥深さを表現したもの。半透明のボディが光をやわらかく透過し、静かに佇むフクロウのように、凛とした気配を漂わせます。

ペン先には、枝から枝へと音もなく舞うエゾフクロウの姿が刻まれ、見るたび、使うたびに、秋の夜の物語がそっとよみがえります。

14金、中型の仕様。字幅は極細（EF）、細字（F）、中細（MF）、中字（M）、太字（B）、ズーム（Z）、 ミュージック（MS）の7種類をご用意しました。