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新製品

『Classic Ko 蒔絵文房万年筆』のご紹介

わびさび みたて 余白――
日本の美意識は、モダンでシンプルなデザインを身近な品々にあつらえ、精神的な生活の豊かさを育んできました。
ジュエリーの世界でそれらを表現し、伝統的な蒔絵の手法と現代的な感性を結びつけている大下香仙工房のジュエリーブランドClassic Ko〈クラシックコー〉。今回のコラボレーションでその世界観をしつらえた、新しい佇まいの蒔絵万年筆が誕生しました。
古来より人に愛されてきた意匠デザインには、それぞれ由縁や謂れがあるもの。Classic Ko が作り続けているパターンデザインにもそれぞれに意味があります。
今回展開する意匠デザインは、Classic Ko の作る世界観の代表的なパターンを万年筆に解釈したラインアップです。

品名「蒔絵文房万年筆」について

「文房」とは、読書や執筆をするためのへや、いわゆる「書斎」という意味があります。かつての文人は、文房の用具として文具に格別の愛着が認められ「文房四宝」として筆、墨、硯、紙が特に尊重されるようになりました。 これに見られる書き文字の嗜み方を今一度見直し、文房の用具として、蒔絵万年筆で思いのままに書いてほしい。じっくりと言葉を吟味し、大切な人に文を届けてほしい。書くという行為をもう一度大切な時間として取り戻していきたい。そんな思いで、「蒔絵文房万年筆」と名付けました。

大下香仙工房とClassic Ko(クラシックコー)について

石川県加賀市で明治27 年(1894 年)より続く蒔絵工房、大下香仙工房は、初代・大下雪香(せっこう)が金沢で習得した高度な装飾技術を要する加賀蒔絵を故郷の山中の地で造り伝えてきました。高級筆記具、茶道具専門に研鑽しており、加賀蒔絵の持つ清冽さや繊細さ、優雅さの追求に傾注しています。
大下香仙工房のジュエリーブランド「Classic Ko」は、時代を経て受け継がれてきた装飾技術『蒔絵・漆』の手技を駆使しながらも、現代の感性によって継がれる独自のミックス感覚を持った美しさを築いています。漆で絵を描いた上から金や銀の金属粉を蒔いて固め、研磨して仕立てる卓越した技術を駆使して制作しています。天然素材と伝統技術、現代の感性が融合したジュエリーは物語性も高く、国籍や世代を超えてお楽しみいただけます。

Dot’s(ドッツ)

生命の源を象徴する雫のデザインが敷かれた「ドッツ」。
丁寧に黒とゴールドで描かれた色の組み合わせは、まさに漆ならではの艶ある魅力を感じるシックな表情。

→Dot’s(ドッツ)を見る

Mist(ミスト)

朝の野山に広がる「霞」や「霧」がイメージの「ミスト」。モザイクタイルのような「卵殻」のディテールが特徴的です。
白のコントラストが美しく、自然の一部に触れているような優しい気持ちになります。

→Mist(ミスト)を見る

Deco Lotus line RADEN(デコロータスラインラデン)

ハスの花びらの、朝晩の開閉からインスパイアされた「デコ ロータス ライン ラデン」。
きらめく螺鈿と金の線、異なる2つの質感が華やかさとモード感を程よいバランスで仕上げています。

→Deco Lotus line RADEN
(デコロータスラインラデン)を見る

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