『Rencontre（ランコントル）万年筆』

マーブル模様について

本シリーズを象徴するマーブル模様の胴は、通常の樹脂パーツと同じ射出成型という製法でつくられています。
2つの色が溶け過ぎずに程よく混ざり合うよう、限られた条件下でしか美しい模様をつくり出すことはできません。
マーブル模様の樹脂成型技術は従来から存在していますが、技術的に困難だったアクリル樹脂での成型を独自の技術で可能にしたことで、光沢と奥行きのあるマーブル模様を実現することができました。

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開発にあたり

マーブル模様のアクリル材を射出成型で実現するには、「偶然性をコントロールする」という一見矛盾したようなテストの繰り返しで、細かく条件を変えながらまたテストを繰り返すといった困難を極めたものでした。

東京、広島工場間でのやり取りをオンラインの映像や画像、現場立ち合いなどをしながら、エンジニアや機械オペレーターの尽力により、ようやく製品化することができました。

限られた条件下でしかつくり出せない、唯一無二の光沢と奥行きのあるマーブル模様をぜひお楽しみいただければと思います。