超大型の21金長刀研ぎペン先を搭載し、重ねたエボナイト材にチラシ細工を施した重厚感のあるエボナイト万年筆「緑響」。
本体は信州、御射鹿池を舞台にした絵画をもとに悠々と茂る木々と沈黙する湖畔をイメージ。三層を重ねた上にさらに1色を散りばめたカラーエボナイト材を採用し、シリアルナンバーを刻んだ特別仕様です。同じものが世界中に二つとない限られた逸品となります。しっとりと手になじむ美しいエボナイト材の感触と唯一無二の長刀研ぎペン先のなめらかな筆記感、指先から伝わる心地良さを楽しめる万年筆です。
限られた職人だけが作ることができる究極のオリジナルペン先。ペン先の先端に通常より大きいペンポイントをつけ、長刀の刃型のように長く、角度を滑らかに研ぎ出しています。
ペンを寝かせると太い線、立てると細い線が書けるという特長があり、トメ、ハネ、ハライなどが多い漢字を最も美しく筆記することができます。また、同じ字幅のスタンダードペン先と比べると太い線を書くことができます。筆圧をかけなくても滑らかな書き心地を実感できるペン先です。字幅は中細(MF)、中字(M)、太字(B)の3種をラインアップ。
万年筆のボディに最適な素材といわれているエボナイト材を、一本一本丁寧に削り出し、丹念に磨き上げました。
しっとりとした感触の心地良さ、深みのある光沢を楽しめる一本です。
また「緑響」は、三色を重ねたエボナイト材にさらに一色を散りばめ、大きなボディに美しさを際立たせました。
「海波」「紅炎」に続き、“エボナイト×長刀研ぎ”のシリーズ第三弾となった「緑響」。
長刀研ぎエボナイト万年筆は毎回日本画を元に色出しをしています。
今回の緑響(りょっきょう)は、信州・八ヶ岳の「御射鹿池(みしゃかいけ)」をモチーフに描かれた日本画をイメージし、試行錯誤し色出しをしました。
エボナイト材の万年筆は、同じ模様のものは二つとありません。長刀研ぎの書き心地に加えて、エボナイトのしっとりと手になじむ感触と軸の色合いの美しさにもぜひご注目ください。