海の万年筆は、「海のクレヨン」12色の中から、バハマのエルーセラ島西部の海を再現した「Eleuthera Island」、日本の奄美大島の海の色である「Amami Oshima」、黒海の北端アゾフ海の西岸に広がる浅い干潟の腐海を再現した「Syvash」の 3色を選定し、万年筆とインクに落とし込みました。
地球に実在する海の色の豊かさがそのまま再現された万年筆やインクを、その場所のストーリーとともにお楽しみください。
SATELLITE CRAYON PROJECTとは、日本最大の衛星通信事業社であるスカパーJSAT株式会社が2022年に立ち上げた、人工衛星から見た地球の色を扱うカラーブランドです。宇宙から撮影した衛星写真にうつる地球の色を通して、色の豊かさを伝えるとともに、地球に興味を持ってもらい、好きになってもらうことを目的としています。第一弾として制作された「海のクレヨン」は、世界三大デザイン賞をはじめ、日本文具大賞、グッドデザイン賞など国内外で数々の賞を受賞しています。各色にあえて色の名前はつけておらず、代わりに色を採取した場所の緯度・経度を記載しているのが特徴です。
<SATELLITE CRAYON PROJECT 公式HP>
https://satellite-crayon.skyperfectjsat.space/
本製品の売り上げの一部は、「GSHIP(ジーシップ)」の運営者である広島県に寄付し、瀬戸内海の環境保護のために活用いただきます。
セーラー万年筆では、従来より適応製品となる万年筆1本につき1年間約3m²の森林の保全活動を支援する『FOREStationery® フォレステーショナリー』プロジェクトに取り組んでおります。
今回、上記プロジェクトに加えて本製品の寄付対象となる「GSHIP(ジーシップ)」へも参画をいたしました。
持続可能な開発目標(SDGs)にある「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」に貢献できるよう、環境問題へ取り組んでまいります。
海洋プラスチックごみによる環境汚染が世界的な問題となっている中、広島県が瀬戸内エリアで先頭に立って海洋プラスチックごみによる環境汚染の問題を解決すべく、令和3年6月に設立した官民連携組織体です。「2050年までに新たに瀬戸内海に流出するプラスチックごみの量をゼロにする」ことを目標に掲げ、企業や関係団体、行政等の幅広い関係主体が連携・協働して、海洋プラスチックごみ問題の解決に取り組んでいます。 https://gship.jp/
―ラインアップ―
蓋にオリジナル印刷(共通)
オリジナルパッケージ
海の万年筆共通のオリジナルパッケージ。
表面には波のような箔をあしらった高級感のあるデザインです。蓋を開けば、モチーフとした海が大きく広がります。内蓋部分は2層構造で、水面のような箔をあしらいました。海底に隠されたように万年筆が顔をのぞかせ、ボディのラメが光を浴びた海のようにキラキラと輝きます。ここでしか手に入らないパッケージをぜひお楽しみください。
→「万年筆用ボトルインク SAILOR/SATELLITE CRAYON PROJECT」製品ページはこちら
プロフィットジュニア+10 SAILOR/SATELLITE CRAYON PROJECT は、万年筆/コンバーター/10mlボトルインクのセット。
初めての方も安心のイラスト入り説明書付き。
→「プロフィットジュニア+10 SAILOR/SATELLITE CRAYON PROJECT」製品ページはこちら
オリジナルパッケージ
それぞれの海の色をしたオリジナルパッケージ。表面には波をモチーフとした大胆なカットを施し、海の色を抽出した緯度経度の数字ををデザインしています。側面にはそれぞれの海についての説明も記載。両開きの蓋を開くと、左側には大きく色を抽出した海の衛星写真が広がります。メッセージとともに、ここでしか手に入らないパッケージをぜひお楽しみください。
本製品は、約一年をかけて実現したコラボレーションです。
「海のクレヨン」は、衛星写真から世界中の海の色を抽出して作られた12色のクレヨンのセット。どの色で万年筆やインクを作ろうかと迷いましたが、「海のクレヨン」を作るきっかけとなったというきれいなピンクの腐海の色、海のクレヨンの中でも人気があるという美しい青緑色のエルーセラ島西部の海の色、そして唯一日本の海の色である真っ青な奄美大島の海の色をラインアップすることにしました。
海の色をそのまま再現できるよう、万年筆やインク、パッケージの色味を追求したり、海の色を採った緯度経度をデザインするなど、細部までこだわりが詰まっています。
SATELLITE CRAYON PROJECTの「宇宙から見つけた地球の色を通して、地球をもっと知りたくなるきっかけをつくる」というコンセプトから、本製品も何か環境へ貢献ができないかと考え、セーラー万年筆創業地でもある広島県が運営者である「GREEN SEA 瀬戸内ひろしま・プラットフォーム」(GSHIP)への寄付活動も予定しています。
この製品が、地球や海への興味関心を寄せるきっかけとなればうれしいです。