私たちセーラー万年筆グループは、社是「進歩的で高品質なセーラー商品により会社を興隆し社会・文化の発展に貢献すること」を具現化し、お客様、取引先、株主、従業員、その他すべてのステークホルダーとの対話を尊重し、社会の持続可能(サステナブル)な発展に貢献していきます。
セーラー万年筆は、2020年に新たに策定した【コーポレート・アイデンティティ】あるいは【ものづくり思想】といった「企業ビジョン」を具体的な企業活動に反映し、安定的に一定額以上の収益を確保するために、全員一致協力し、努力を続けていきます。
従業員が能力を最大限に発揮できるための人事制度や教育研修制度づくりを行い、チャレンジ精神をもち創造性あふれる人材育成を実現します。
健全な企業経営を実現し、法令・社会規範を遵守して、社会からの信頼を確立して行きます。
地域社会の伝統・文化・慣習・価値観を尊重し、積極的にかかわっていくことで、信頼関係を育みながら、地域社会の発展に貢献します。
「フォレステーショナリー」プロジェクトは「フォレストック認定制度」を活用した森林保全プロジェクトです。
当社は2013年8月1日より「フォレストック認定制度」を活用し『FOREStationery(R) フォレステーショナリー』プロジェクトを開始いたしました。適応製品となる万年筆1本につき、1年間約3m²の森林の保全活動を支援します。これは、文具業界としては初の取り組みとなります。
森林保全の取り組みについて(経過報告)
2023年1月~12月までの「フォレステーショナリー」プロジェクトにて、CO2吸収量 74t、東京ドーム約6個分の森林保全(1年間)ができました。
森林保全に貢献いただきまして、ありがとうございました。
万年筆の象徴であるペン先と木のモチーフで、無限を表す∞をデザインしました。手書きで伝える温かい想いと健全な地球環境が未来永劫続くようにとの願いを込めております。
当社は同プロジェクトを通じて全国の森林を守っています。
一般社団法人フォレストック協会が、日本の国内森林を対象に、適切かつ持続的な森林管理、生物多様性保全などの一定の基準を満たした森林を評価し認定する制度です。その森が吸収するCO2を販売可能(「クレジット」による価値化)にし、企業などの購入により、国内の森林整備・保全資金として還元される仕組みです。
≪限りある資源を大切に!再生材を有効に活用しよう!≫という発想から生まれた環境文具、それがセーラー万年筆の【再生工場】シリーズです。
セーラー万年筆は、環境に配慮した商品やサービスを優先的に購入していこうとする活動を推進する、企業・行政機関・民間団体などで構成された「グリーン購入ネットワーク(GPN=Green Purchasing Network)」に参加。エコロジー対策を積極的に展開するべく、環境問題を常に視野に入れ、環境商品の開発に取り組んでいます。
再生プラスチック材や環境に負担をかけない素材を多用し、エコマーク商品、GPNエコ商品ねっと掲載、グリーン購入法適合商品、グリーン購入推奨商品の4つを展開していきます。
「地球にやさしく、人にやさしく」をテーマに、循環する資源をイメージしました。
名称 | 廃プラスチック原料の形態 |
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PC(ポリカーボネイト) | CD、ヘッドランプ、医療機器などの成形時に発生する端材などの回収品 |
PP(ポリプロピレン) | 半導体、ハードディスク等の回収品または成形時に発生する不適合品回収品 |
ABS(アクリルニトリルブタジエンスチレン) | 紙巻使用後の深部回収品および、成形時に発生する不適合品回収品 |
AS(アクリルニトリルスチレン) | 成形時に発生する不適合品回収品 |
環境負荷ができるだけ小さい製品を環境負荷の低減に努める事業者から優先して購入(=グリーン購入)することで、市場を通じて環境配慮型製品の開発を促進し、ひいては持続可能な社会の構築に資する極めて有効な手段であるという認識のもと、グリーン購入に率先して取り組む企業、行政、民間団体等の緩やかなネットワークとして1996年に設立されました。環境配慮型製品の市場創出、持続可能な社会経済づくりに寄与することを目的としています。