ボールペンが書けなくなる原因として、以下のケースが考えられます。
①上向き筆記(先端部からの空気の巻き込み)
<図>
図のように筆記面に対して水平以上上向きにボールペンで筆記すると、ペン先から空気を巻き込んでしまいインクが出てこなくなります。
また空気を巻き込むことでインクが逆流し、インク漏れの恐れもあります。
②異物巻き込み
紙の種類や状態によっては、その繊維(紙粉)がペン先端部のボールの隙間に巻き込まれてインク出が悪くなり筆記できなくなります。
CDやDVD、感熱紙、インクジェット紙の筆記でもコーティング剤を巻き込んで書けなくなる可能性があります。
③先端部のキズ
金属製の定規等にペン先を当てて線を引くと、ペン先を痛める可能性があります。
ペン先でテープを切る、ペン先で物を突くなど筆記以外の用途に使用されるとペン先端部に傷がつき、ボールが回転しなくなり筆記できなくなる可能性があります。
④インク溶剤の蒸発
ボールペンを筆記せずに保管していると、時間の経過とともに少しずつ蒸発してしまい、インクが出にくくなります。
ご購入後は1~2年を目安に使い切るようにご使用ください。
上記のどの原因についても書き味を復活させることはできませんので、替芯タイプの製品の場合は、新しい替芯に交換いただくことをおすすめいたします。
上記の原因以外の場合には、お手数ですがユーザーサービスまでご相談ください。
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また、修理に関しては製造中止後5年間は部品在庫を保有するよう努めておりますが、下記商製品については製造中止より10年以上を経過し部品在庫が無くなりましたので、修理受付を終了とさせていただきます。どうぞご了承ください。
水性ボールペン全般2004年製造中止
システムDuo2005年製造中止
デュオマルティ2006年製造中止
水性ボールペン替芯 83-0250、83-03002016年製造中止
システムDuo、デュオマルティ替芯 18-02002016年製造中止
※上記製品名でさまざまなバリエーションを展開いたしましたが、その全てが対象となります。