¥198,000(本体価格: ¥180,000)
2022年10月29日(土)発売
伝統漆芸 彩雅
日本の伝統的な『彩』とおくゆかしい美しさ『雅』を色漆で表現した筆記具シリーズ
創作加賀塗「清雅塗」
清雅塗は、漆を刷毛で塗り表面を磨き上げ、さらに絹布を用いて漆を重ねて文様をつけていく新たな技法です。
絹布に漆を取り、ゆっくりと染み出させながら撫でることで豊かな表情を造り上げていきます。
文様は、あえてあまり強く浮き上がらせないように、地色漆と特殊な加工の漆を用いて奥ゆかしさをも表現しました。
さらに純金粉と純銀粉を漆の表面に優しく散りばめることで上品な端麗さも兼ね備えた、漆刷毛塗りのみでは表現がかなわない趣のある表情を見せる塗り技法となります。
清雅塗を仕上げた後、漆の乾燥安定の為1ヵ月~2ヵ月 室(むろ)で適切に保管した後、製品組立に入ります。
【深緋】飛鳥時代からの高貴な色。茜と紫を交染する手数のかかる染色法であった。
【紺瑠璃】江戸時代に、高貴な瑠璃色がかった紺色は、暗い紺色に対し輝くように見え流行した。
【藍碧】碧は『碧玉』を示し、出雲の玉造石など古代より神秘的な貴石とされていた。
【文人茶】明治中期に、詩・書・画など文芸を嗜む文人趣味から生まれた洒落た茶色。
パッケージは漆製品の保管に最適といわれる桐箱となっており、結び紐は伸びにくく丈夫な真田紐を採用しています。
創作漆芸作家 小林 已眞氏
石川県加賀市生
石川県立輪島漆芸技術研究所卒業
伝統工芸士 角出俊平氏へ弟子入り後、蒔絵師 小林正男氏へ弟子入り
日本工芸会所属
2007年 小林漆芸工房 代表
カナダやバンクーバーにて作品展示
カナダ・ケベック博覧会にて作品展示及び蒔絵実演
ニューヨークにて蒔絵装飾パネルを展示
2007年 外務省要請によりドミニカ共和国フェルナンデス大統領へ贈呈品の寄贈