野山に響く鳥たちのさえずりに耳を傾けるシリーズ
「野山の唄」は七十二候に登場する鳥から着想を得ています。
七十二候とは四季を24等分した二十四節気をさらに3つに分け、季節の移ろいをより細かにとらえたものです。
鳥たちの美しいさえずりや姿を通して、日本の自然が織りなす四季をあらためて感じていただけます。


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“日本の自然が織りなす四季を感じる” をテーマにした筆記具ブランドで、万年筆、万年筆用インク、ボールペン、シャープペンシル、マーカーを展開しています。2022年にはシリーズ5周年を迎えて限定製品を発売するなど、女性を中心に好評を博しており、SNSを中心に話題となっています。

四季織シリーズは2025年で8年目に突入いたしました。
「野山の唄」は落ち着いたカラーに蓋栓のアクセントカラーが映えるシリーズです。
それぞれのデザインについてご紹介させていただきます。
春告鳥:春告鳥とはウグイスの別名です。実際のウグイスは緑がかった茶色ですが、
春の陽気と草木に包まれて鳴く可愛らしいウグイスをイメージして明るい黄緑色を基調にしてデザインしました。
蓋栓の白色はお腹の色をイメージしています。
若鷹:題材に選んだ七十二候の「鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)」は、
鷹の幼鳥が巣立ちの準備を始める様子をあらわしたもので、鳴き声に関して直接的な表現はされておりません。
ですが、飛行練習をしたり狩りの練習をする最中には親子の鳴き声が飛び交っているのではないかと想像しました。
また、蓋胴の茶色は夏の日差しに照らされるオオタカの幼鳥の色を、蓋栓の黄色は目の色をイメージしています。
黄色の樹脂を透明にすることで幼鳥の瑞々しさを感じられるようにしました。
鶺鴒:蓋胴と蓋栓共に鶺鴒の羽の色をイメージしています。
蓋栓を白ではなく薄いグレーにすることで、秋の冷たい空気感も表現しました。
トコトコ歩いている姿を街中でも度々見かけますが、とても可愛らしいですよね。
雉:ケーンケーンと鳴く雄の雉。蓋胴はそのお腹の深い緑色、蓋栓は頭の印象的な赤色をイメージしています。
蓋胴の深い緑色に合わせて、赤を深みのある色に調整しています。
このシリーズを通して日本の四季が織りなす美しく愛らしい鳥たちの姿や鳴き声に思いを馳せていただけたら嬉しいです。