世界の伝統的な喫茶文化をテーマとした筆記具シリーズ、世界のティータイム#5は茶の湯。

湯を沸かし、茶を点てて、亭主が客人に茶を振る舞う茶の湯は、15世紀頃に千利休が今日のかたちを作り上げました。茶の湯を取り巻く茶室や茶道具、菓子、茶そのものは、日本の深い精神性や美意識を体現しており、五感をすべて駆使する日本の伝統的な総合芸術ともいえます。
ラインアップは、万年筆3種、ボールペン2種、万年筆用ボトルインク1種の全6種。
飲み物だけでなく茶器やお菓子なども含めた文化そのものをモチーフにした筆記具です。
ラインアップ

[抹茶]
茶の湯で用いる抹茶は緑茶の一種で、仕上げた碾茶を茶臼でひいて微粉末状にしたものです。茶碗の中に抹茶と湯を加え、茶筅という道具で混ぜます。茶の湯では濃茶と薄茶の2種類があり、濃茶は濃厚な風味と高い粘度が特徴であり、一方の薄茶は軽い味わいでさらさらとした泡立ちが特徴です。



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[煉切]
煉切は、白餡に求肥を加えて火にかけ煉り上げたものです。茶の湯における菓子は、お茶を美味しく引き立てるものが相応しいといわれており、茶事の季節、目的、趣向によって決めます。煉切は上生菓子のカテゴリに含まれ、主菓子として濃茶と合わせるのがよいとされています。



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茶の湯(ボトルインク)
インク色は、濃茶をイメージしています。濃茶とは、たっぷりの抹茶に少量の湯を入れて練ったものです。茶事のメインは貴重な濃茶を飲むことといわれるほど、濃茶は茶の湯において重要な意味を持ちます。



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アフタヌーンティーに続き、第5弾となる茶の湯。


「抹茶」は3種類の緑色で構成された、まさに緑好きのためのデザインです。
蓋栓の明るい黄緑は薄茶の泡をイメージしており、光輝材を入れることで泡のキラキラとした質感を表現しています。


「煉切」は桔梗の煉切をモチーフにしています。
世界のティータイムシリーズの発売月である9月に合わせ、その季節に販売される煉切から選びました。美しい煉切餡の質感を再現した透明感にこだわりました。
蓋は黒文字という楊枝をモチーフにしておりますが、全体的なデザインのバランスを見て樹皮の色ではなく木部のベージュ色を選択しています。
(余談ですが写真にある煉切は本物で、担当者が子どもの頃から馴染みのある地元の和菓子店で購入しました)
ぜひお気に入りのお菓子を食べたり、お茶を飲みながら楽しんで使っていただけたら嬉しいです。