東京都立産業貿易センター浜松町館で開催された「東京インターナショナルペンショー2020」に出店してきました。
入場制限や3部入替を行うなど、万全な感染防止対策が取られていたため、会場内は混雑することもなくゆったりと見ていただくことができました。各ブースでは会場限定商品も多かったため、皆さん開場すぐはお目当てのブースをご覧になり、その後はゆっくり1周するお客様が多かったようです。
セーラーのブースでは、100色のカラーバリエーションを誇る万年筆用ボトルインク「インク工房 染料20ml」も登場!今年8月に発売された、新色(3色)が気になるというお客様がたくさんいらっしゃいました。
なぜこの100色もあるのに新色だけが気になるのか?というと、今回の新色は「紙によって色が違って見える」という特長があるのです。
書くとこんな感じです↓
例えば「224」というインクはブルーなのに書く紙によって緑っぽく見えたり紫っぽく見えたり…不思議ですよね。
万年筆インクにこだわるお客様の中には、こういった紙によって色が違って見えたり、あるいは光に当たると別の色のように光って見える(よく“フラッシュ”などとも言われます)インクなど、ちょっと個性的なインクがお好みという方も多いようです。
みなさんもぜひ万年筆インクで書いた色、チェックしてみてください。
また、当日はインク見本帳シート(仮)を配布していました。
万年筆ユーザーさんの中で、自分の持っているインクを一目でわかるように「インク見本」を作る方が増えています。インク見本用のカードなども各社から発売されているのですが、実は先日Twitter上で「セーラー万年筆のインク見本が作れる用紙がほしい」というご意見をいただいて急遽(!)デザイナーさんに作成いただいたものでした。
こちらも手に取られたお客様にはとても反応が良く、「これこれ!こういうの待ってたの!!!」と喜んでくれる方が多かったです。
このシートは、今後もイベント時に配布させていただき、お客様からご意見をいただきながらブラッシュアップしていこうと思っております。
もし当日お持ちになった方がいらっしゃいましたら、SNSでもお問い合わせからでも結構ですので、ぜひご意見をお寄せください。
その他、会場特別限定価格ということで、ボトルインクを2~3個まとめてお買い上げいただく方や、レクルやプロフィットJr.などの2,000~3,000円の万年筆とコンバーターとインク…と組み合わせてお買い上げいただく方もいらっしゃいました。他にもこんな製品たちが並んでいましたよ。
当日お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。
どうぞすてきな万年筆ライフをお楽しみください!