¥154,000(本体価格: ¥140,000)
全国各地の漆工を万年筆にする漆塗り万年筆シリーズ『伝統漆芸 麗(れい)』 第二弾。
流紋塗は、紙漉きの墨流し技法と水彩画の吹き流し技法から生まれ、漆塗りの世界では類をみないものです。
寒冷地である青森県では、漆の乾きが悪く、色の出も良くないことが多いため、重ね塗りに研鑽を重ねた津軽では、「研ぎ出し変わり塗り」という技法が生まれました。
流紋塗は、変わり塗りの特性である漆の重ね塗りに独自性を高めながら、感性豊かな表情をもっています。
当商品に施されている流紋塗は、マーブル模様を彷彿させ、国産漆の仕上げと相まって、漆ならではの素晴らしい逸品に仕上がっております。
■日本製にこだわったパッケージ
漆製品の保管に最も適した素材といわれる桐箱は、木目が細かく高品質な国産桐を使用。結紐には伸びにくく丈夫な真田紐を使用しております。
一本袋は、正絹の着物をほどいた生地を裁断し、爪に至るまでひとつひとつ手作りで仕上げました。手触りがよく、万年筆の収納に適しています。
創作漆芸作家 島守 宏和氏
青森県八戸市生まれ。大学にて工芸デザイン彫金科卒業、卒業制作展で優秀賞受賞。津軽塗技術研修所(青森県弘前市)卒業。
津軽塗秀作展で優秀賞受賞。2011年 歴史ある伝統の可能性を求め、創造性と感性溢れる漆芸と彫金の融合した伝統工芸品の価値を高めるため、オリジナルブランド「LANDPROTECT」を立ち上げる。以後、作品展や企画展など数多く出展し好評を博している。